「人」から決める方法
スターシード図書館の館長、星子(ほしこ)です。
今回は、このアセンションの時期、26,000年の意識の周期の終わりの時期に溢れる情報に対処する方法についてお話します。
真実の探求者が悩むことの一つに、「誰の情報を信じたらいいのわからない」といことがあります。それで、何か知っていそうな人に尋ねるのです。
「この人を信じても大丈夫ですか?」
これは特定の「人」を選択し、それから情報という方法です。この方法のいいところは、ある程度、情報を篩(ふるい)にかけられるというところです。
例えば、明らかに怪しい、信じる気になれないような人、またはそういう機関などに所属している人の情報などは、最初から聞かずに済みます。
そもそもその人の情報を聞こうと思ったということは、大抵、その人が伝える真実以外の情報、ヒーリングだとかワークだとかに興味を持ったり、共感したりしたことがあったはずです。例えば、星子の場合だと、並木良和さんがそうでした。星子は最初、並木さんの「統合のワーク」に興味を持ちました。ですから、並木さんのセミナーで話されることも真実だろうと思って聞いていましたし、本も熱心に読んで、動画も見ていたのです。
しかし、並木さんにも疑問がわいてくるようになりました。ここで、星子が気づいたのは、「人」によって信じる情報を決めるのには限界があるということです。
グレゴリー・サリバンさんに「紹介」された、その結末
誰それさんの言っている情報の次に、多くの人が用いるやり方として、誰それの「紹介」というのがあります。例えば、並木さんがよいと言ったヒーラーだとか、グレゴリー・サリバンさんがすごい人だと紹介した人だとかです。
ところで、少し脇道にそれますが、それこそ、グレゴリー・サリバンさんのYouTubeライブ配信で、「スターシード図書館」を紹介してもらった星子ではありますが、ここで、星子は、いわゆるどの「業界」にもある悪しき習慣――「業界人」という壁にぶつかりました。
グレゴリー・サリバンさんの動画で紹介されて、一時的にアメブロの方の「スターシード図書館」の閲覧者が増えたものの、その後すぐに減ったのです。実は、星子はせっかく、グレゴリーさんが紹介してくれたのだからと思い、同じくグレゴリーさんが本で紹介しているアセンション・ガイドのリサ・レネイさんの記事を投稿したのです。「スターシード図書館」では、リサさんのような高次元の情報の投稿がありますよ、というアピールのためでもありました。
(現在、この時のアメブロの記事は多くがアメブロから、こちらへ移動しています。)
それでも、閲覧者は減り続けると同時に、リサさんの情報を載せた頃から、某出版社のブログ担当者が「いいね」ボタンを押してくるようになりました。こういう出版社の人間というのは、どこかにまだ日本未上陸の海外のスピリチュアル能力者がいないか、常にアンテナを張っており、星子のリサさんのアメブロ記事を目ざとく見つけたのでしょう。
でも、グレゴリーさんが某有名なスピリチュアル雑誌を見せてこれに記事書いてくれないかと話した時も、無言で、さっとわきへ除けるようなリサさんなので、その辺は波動で見分けていて、決して、自分の情報を商売に使うようなところへ提供することはないと思われます。
「業界人」と言う壁
この経験から星子が理解したのは、人びとが誰それの紹介で、その人を知ったとしても、その紹介された人がすでにある程度のその「業界」での有名人、あるいは、すでにスピリチュアル・ビジネスで成功しているということがないと、人は興味を長続きさせないし、動くこともないということです。
この性質を利用して、クライアントを自分の中に囲いこむようなスピリチュアルビジネスをしている人がたくさんいます。彼らは、スピリチュアルをビジネスにしていない「新人」の意見を跳ねのけ、自分のクライアントに自分のところに居れば、安心だよという感覚を与えるのです。
こうして、古いニューエイジ的なスピリチュアルは、スピリチュアル「業界人」たちによって守られ続けます。
そして、これの問題点は、心の中に違和感を覚えた人が、「もうこの人のことを信じているのは辛いな」と思ったとしても、なかなかそれを認めにくい状況を作り出すということです。おかしいなあと思って、「誰を信じたらいいですか?」と聞く相手が、「業界人」だと、「業界人」同士は自分のビジネスを守るために、他人の問題点を挙げることはしません。そのため、この問いに答えてくれないのです。
「コラボ」している人は信用できるか
「紹介」のもう少し緩いバージョンが、「コラボ」です。これはイベントやYouTubeなどに一緒に参加することです。大きなイベントだと数十人が、YouTubeの動画などではコラボ動画として互いの動画にゲストとして出演したりします。
これは結構、誤解を生みやすいものです。実はこの「コラボ」に参加する人と言うのは、そのイベントや企画に参加するという気持ちだけで承諾している人がほとんどなのです。ですから、誰かが誰かと「コラボ」して、一緒のイベントに出たり、同じ動画に映ったりしていても、決して一緒にいる相手を全面的に信頼できる人だと思っているとか、共感しているとかではない場合が多いのです!
でも、イベントの参加者や視聴者は、同じ舞台や画面に映っているというだけで、彼らは同じ意見を持つ仲間同士なのだろうと思うのです。しかし、これは、全然違うことが、多々あるのです!星子は驚きましたが、「コラボ」したり、一緒のイベントに参加している相手が普段どんな活動をしている人物か、よく知らずに(大抵は「すごく忙しいので調べる時間がない」という理由で)、それに出演しているスピリチュアルの「業界人」はすごく多いのです!!
スピリチュアル好きな人は無邪気な人が多く、同じ舞台や動画に一緒にいると、彼らは親しい者同士なのだろうと思うのですが、実際は全然違うのです。
これにより、誤解が生まれます。その「コラボ」していた人たちの中で、誰かがネガティブな事件に巻き込まれたり引き起こしたりすると、「あのイベントに一緒に映っていた誰それさんも悪い人なんだ」と人の目には映るのです。しかし、そう言われた側は、「自分はあの人とは何のかかわりもない」、「一緒のイベントに出ただけ」と言い始めます。
お膳立てのある人の情報
「業界人」でなくとも、スピリチュアル好きの関心を引き付ける人がいます。それは、特殊な体験をした人の場合です。
例えば、UFOに乗ったとか、エイリアンに誘拐されたとか、臨死体験をして一度死後の世界へ行きかけたとかです。こういう特殊体験を詳しく語れれば語れるほど、注目を集めますが、大抵、そうすると、出版社やTV局が目をつけて特集を組もうとします。
この現象が顕著に表れたのは、コーリー・グッドの場合です。彼には、さらにガイアTVによる番組という「お膳立て」がありました。
しかし、このコーリー・グッドの件がどのような結果になったか、多くの人が知る通りです。彼の言っていたことは全て虚偽でした。彼のせいで、ET情報を出している人の誰を信じたらいいのか?という迷える子羊は、さらに増えてしまったのです!
信じる基準の見直し
このように、誰が言っていた情報かということは、第一段階として情報を篩(ふるい)にかけるには役立ちますが、相手の素性も何も知らずに「コラボ」するスピリチュアル・ビジネス「業界人」の無責任な態度や、ETや高次元情報にどこかの「操作」が入り、情報を混乱させる手口などが横行している時代においては、新たな「信じる基準の見直し」が必要となります。
これまで、アメブロの記事などでも書いてきましたが、星子が大事にしているのは、自分の「違和感」です。つまり、「これじゃない感じ」、「何か違うと感じる気持ち」などです。この感覚は、大事なので、決して無視しないで欲しいのです。
この「違和感」を無視してしまう時というのは、誰それが言ったことだから本当のことに違いない、疑いを持つ自分がおかしいんだと思ってしまう時です。
しかし、スピリチュアル・ビジネスをしていない「業界人」ではない、スピリチュアルの「一般人」は気づいていないかもしれませんが、スピリチュアル・ビジネスは「ビジネス」なのです。どうやったら、よりお金が儲かるか?ということを、彼らは考えて動いているのです。そのことを忘れてはいけません。
信じる対象を見分けるポイント
上で上げた「違和感」で、星子は多くの「偽光」のティーチャーから離れてきました。
しかし、最近のように真実の情報を出している人の中にも、どうも信じられないような情報を出している時があったりして、事態が複雑化してきている時には、この「違和感」だけでは対処できないこともあります。
そういう時、星子が何によって見分けているかというと、それは、
「この情報は、私にパワーを与えるものだろうか、それとも、パワーを奪い取るものだろうか」
と自分のハートに問いただしてみることです。
その情報を聞いた時、明日を生き抜く糧になるようなものか、勇気を与えてくれるような、希望に胸を膨らませてくれるようなものでしょうか?
それとも、自分からエネルギーが出ていくような感覚、何か搾取されているような感じがするものでしょうか?
これは結構、わかりやすいと思いますので、ぜひ試してみてください!
「癒された」は怪しい
この見分ける時のポイントとして、補足しておきたいのが、「癒された」という感覚です。これには注意が必要です。
というのも、「癒し」というのは、一時的なものであることは多いからです。
例えば、子猫の動画を見たり、可愛いキャラクターの置物を買ったり、アイドルのグッズを手に入れたりと言ったことは、その瞬間は、とても「癒されて」、「楽しい」ものかもしれません。しかし、それは、ある種、愛煙家がタバコを1本吸うようなもの、一瞬間だけの、とても、はかない感覚なのです。
それは、娯楽であり、快楽です。こうした娯楽が悪いというのではありません。ただ、スピリチュアルや高次元情報などで、「癒された」と感じる時も、これと同じだと言うことです。それは一過性のもので、それだけの感覚で、この情報は信じるに足るものだと判断することは危険です。
搾取されてはいけない
星子が難しいと思いながらも、リサ・レネイさんの情報に惹かれて、それを真実だと信じて訳したりシェアしたりしているのは、リサさんのWEBサイトの記事を読むと、星子自身にパワーが戻ってくるような、そんな感覚があるからです。
これまで人類は、ネガティブ・エイリアンの支配を受け、エネルギー=ルーシュを散々奪われてきました。このせいか、搾取されることに慣れ続け、そのように、社会から飼いならされ続けた結果、大好きなスピリチュアルな世界、高次元な世界でまでも、混乱した情報に自分の力が奪われていても気づきません。
「そんなもんだろう」と思っているからです。
でも、これからはもう、搾取されたり、操られたりしていてはいけないのです。
自分が主権を取り戻す時です!自分自身のエネルギー源となるもの、パワーとなるものを見極め、それに集中していきましょう。これがアセンションの荒波を生き抜くための重要な能力です。
そして、これは、自分で養っていくことが可能な能力で、生まれながらのサイキック能力も必要ありません。誰にでもできることなのです!