楽しいことだけじゃないスピリチュアル~幸せになりたくて、始めたはずなのに~

幸せを見つけるための方法=スピリチュアル?

こんにちは。スターシード図書館の館長、星子(ほしこ)です。

以前、動画でグレゴリー・サリバンさんが、CE-5など、ETとコンタクトをとるという活動について、「楽しいことだけじゃない」と言っていましたが、星子が最近思うのは、スピリチュアルも楽しいことだけではないということです。

自分が何を望んでいるのかは本棚にある本を見てみると、わかりやすいのですが、星子の場合は本棚に「幸せになるための方法」を書いた本が、たくさんあったのですね…。
引き寄せの法則にしても、その他の願望実現法にしても、「幸せになる」ことが、目的の本です。もちろん、星子も引き寄せなどを知って、目に見えない法則を知って、以前よりもだいぶ、人生が楽になりました。でも、それで、望みの人生を生きているのか?、幸せになったのか?というと、正直、はっきり答えられないという感じなのです。

楽しいだけではないという事実

10年近く引き寄せやら、俗にいう、スピリチュアル系から、宇宙意識などガチのスピリチュアルのことなどをやってきて、どうやら、当初思っていたような、楽しいだけの世界というのとは違うなあ、と思うようになりました…。

たとえば、ヒーリングを受けて、それが、きちんと効果のあるものだったり、講座でとてもよいワークを受けたのだとしても、その後、苦しくなったり、辛くなったりする、あるいは、そう言うことをしていなかったとしても、今は地球がアセンションに向けて波動をどんどん上げているから、それに追いつくように自然と波動を上げて行く過程にいて、そうしていると、悲しみや怒りがわいてきてしまうなど、とにかく、ネガティブな感情に押しつぶされそうになってしまう。

これらは、星子の感じでは、過去世や地球へ人類が降り立った頃からの記憶が蘇ったり、解放されたがっているということと、関係があるのだと思います。ネガティブな記憶がわき起こるというと、インナーチャイルドなど、今世で子供の頃に受けた傷が元と言うことが、よく知られているけれども、アセンションへ向かう地球においては、もはや昔過ぎて身に覚えのない記憶まで引っ張り出されてくることも、あるようなのです。

簡単そうで難しい、感じ切る

こうなると、解放の方法としては、感じ切るしかないと、個人的には思います。感じずに手放してしまえというワークがありますが、あれは結局、解放されずに残ってしまい、また何度も同じ感情を感じることになってしまうのです。

しかし、この感じ切る、というのが、本当に辛くて大変なのです。さらに、不安や心配といった、感情も上乗せされてきますから、どうしたらいいのか、わからなくなってしまったりするのです。
こうした状態になると、「もう、スピリチュアルなんか、やめちゃおっかな」と思ったりします。こうなると、「結局、スピリチュアルとか言ってさ、自分が楽しいって気持ちでいるのが、一番なんでしょ?だから、楽しいこと、ワクワクすることすれば、いいんだよね?」といった、投げやりな快楽主義へ迷い込む感じになったりします。スピリチュアルをやめたくなる理由は、他にも、偽光のマスターのところで学んでしまって、苦しくなってしまっているということもあります。

いずれにせよ、あまりに辛く、苦しいので、やめたくなってしまう、スピリチュアルに絶望してしまうのです。中には、「スピリチュアルって、探求しているから、苦しいんだよね?探求を終わりにすればいいんだ!」と非二元(ノンデュアリティ)という、何にもない、生(ライフ)しかない、という世界へ、行ってしまう人もいます。ここで、注意しておきますと、別に探究で苦しくなっているのではなく、スピリチュアルで苦しくなっているのです。そのことは、はっきりさせておく必要があります。

現実逃避の効果すらなかったスピリチュアル

実は、スピリチュアルは楽しいだけの世界ではなかったのです!

よく、スピリチュアルと言うと、「目に見えない世界へ、現実逃避しているだけだ」と笑う人がいますが、スピリチュアル、特にガチ・スピリチュアルとなると、「現実逃避」どころか、自分の内面と、がっつり、じっくり、取り組む羽目になるという、とんでもなく、リアリストな世界なのです。

正直、星子は「現実逃避」したかったですよ、天使や妖精と戯れたかったですよ、そういう目的で始めましたよ、スピリチュアル。(遠い目)だが、そうではなかったという、なんとも意外な結果になりました。しかも、この辛さというのが修行すれば何とかなる、というものでもないし、グルについて学べば解決するってもんでもない。厳しいです!

ガチ・スピリチュアルというリアルな世界へ、ようこそ!?

しかし、これは、ある種、朗報ではないでしょうか?

これまで、スピリチュアルというと、「現実逃避」とか、時には、「新興宗教ですか~?」とか、言われてきましたが、ここにきて、極めてリアルな世界であるということが、わかってきたわけですから。

これは、スピリチュアル・ワーカーにとっても、いいことだと思います。これまでは波動を整えるとか、そういうものは正式な効果を認められてこなかったけれど、スピリチュアルなものが、リアルな世界に落とし込まれることで、そうした治療も正式なものとして、認知されるようになると思うのです。

スピリチュアルは、単なる気晴らしのお遊びではなく、リアルに存在するものとして、認識されるべきですし、そのように向き合って行くことが、アセンションの時代に、求められています。
確かにスピリチュアルを続けるのは、辛いけれど、それだけ、スピリチュアルがガチな時代になったということで、前向きに受け止めて行きましょう。そして、意識が拡大した人ほど、セルフケアを忘れずに。心が折れないように、自分をいたわりつつ、歩んでいきましょう。