職場での憑依現象に対処する。(1)

職場で見かける現象とは?

スターシード図書館の館長、星子(ほしこ)です。

今回は職場で見かける憑依現象について取り上げます。以前、書いた記事で、グレゴリー・サリバンさんのLiquid Seoulという個人セッションを受けた結果、ディープ憑依から抜けたと言う話をしましたが、ディープ憑依から抜けることで、様々な能力が自分に返ってきました。
その能力の1つが、「憑依されている人を見抜けるようになる」ということです。

こういうことを言うと、なんだか怖いように思われるかもしれませんが、おそらく、この記事を最後まで読むことで、恐れる気持ちよりも、「もしかして、あの人って…」、「あの時のあれって…」と思い当たることがあり、「そういうことかー!」と腑に落ちことがあることでしょう。

お化けが怖いと言う人がいますが、そうした感覚とはちょっと、違う感じのものです。そういう現象が起こる仕組みのようなもの、なので、機械が動く仕組みを知るように読んでいただければと思います。そもそも、星子には霊能力はありませんので、霊は見えませんし、そういう憑依されている存在の顔などは見たことないです。サイキック能力が芽生えているかもしれませんが、「能力がある」と言えるほど、「ある」とも言えない程度です。

そんな星子でも、憑依を見抜くことができます。ということは、普段、普通の人が、普通に3次元的に見たもの、聞いた言葉、感じた気配などによって判断するということになります。そんなことができるのか?と思うかもしれませんが、いくつかのポイントを押さえれば大丈夫です。それでは、どのように見抜いていくのか、説明していきましょう。

定住と移動の2種類

まず、憑依のされ方です。

これは2種類あって、1つ目が、星子が長年されていたディープ憑依です。これは、自分のオーラ層の中に、ネガティブな存在が、「ずーと」棲んでいる状態です。定住型です。

ディープ憑依の場合、厄介なことに、そうした存在は隠れるのが上手なので、例えば、セッションなどを受けても1回目では発見されないこともあります。初回~2回目までで、表面の霊的な「ほこり」が取れた頃、もう隠れていられなくなって見つけられると言うこともあります。星子の場合も、ルシファー的な存在が取れたのが3回目のセッションにおいてでした。多くの場合、子供~青年期など、若い頃に、事件や事故、親の虐待、カルト宗教のマインドコントロールを受けるなど、ネガティブな状況下において、本来、つながるべきでないな存在との接点ができてしまうことで起こるようです。

2つ目は、その一瞬だけ入って、すぐに抜けるという一時的な憑依で、つまり、移動型です。事件のあったところ、人の欲望や嫉妬、猜疑心などが渦巻く場所の影響を受けて起こることもあれば、他人のネガティブなエネルギーに触れたことで、そこでつながってしまう場合などがあります。その存在が、何かのきっかけで抜けてしまえば、その現象は終わります。

わかりやすく2つに分けましたが、時にはディープ憑依と一時的な憑依が同時に起こったり、混ざり合ったりということもあります。

外向と内向の2種類

憑依の表れ方にも2種類あります。

1つ目は、外向タイプです。ネガティブな存在の目的は憑りついた人からエネルギー(ルーシュ)を得ることにあるのですが、彼らのエサとなるのは、愛や平和などのポジティブエネルギーではなく、ネガティブなエネルギーです。
外向タイプとして表れてくるのは、その憑りつかれている人が他人を攻撃したり、子供じみた振る舞いをさせ周囲を混乱させたりすることです。犯罪者となる場合もありますが、多くの場合、職場に登場すると、この外向タイプは、パワハラやセクハラと言った行為をし始めます。そこで生まれる苦しみのエネルギーを、憑りついた存在は吸い取っています。まるで暴君のようにふるまっているように見える当人も、決して幸せではありません。人生において失敗続きで、何も上手くいっていない、と言うことも多いのです。その中で、さらに横暴にふるまって人に嫌われるのですが、自分ではどうしようもないのです。
こうした外向タイプは、スターシードの周囲に現れることが多いのです。まるで、彼らはそのために配備されたかのように、スターシードを取り囲み、いじめたりします。しかし、実は「その人」が悪いと言うよりは、憑依している存在が裏で「その人」を操作して、そういう振る舞いを「させている」のです。

2つ目は、内向タイプです。これは、自分自身を攻撃し、自滅の方向へ向かわせるものです。極端な自己否定感を持ち、結果として、うつ、引きこもりになり、ひどい場合は、自殺してしまいます。こちらは、スターシード自身がなりやすいものです。こうしたタイプは、職場でも、上司の理不尽な命令にも従わなければと思ったり、辛くても、自分が悪いのだから仕方がないと思ってしまいます。さらに、外向タイプの憑依者に見つけられると、格好の攻撃対象になり、心身を病んでいきます。
このタイプの人が、スピリチュアルに興味を持つと、ハマってしまって、スピリチュアルビジネスのいい「カモ」になってしまうことがあります。さらに、日本のスピリチュアル業界で流行した「引き寄せの法則」や「自分原因説」による願望実現方法で最も苦しむのも、このタイプで、自分が辛いのは、自分でそのようにしているから、そう望んでいるから、自分のせいなのだと勘違いしてしまうからです。まさか、自分が憑依されているから、なんて思いません。憑依している存在は、そうやってまんまと隠れ続けてしまうのです。

こちらも、わかりやすく2つに分けましたが、外向タイプと内向タイプの混合型もあり、混合の割合も様々です。ただ、一つ言えることは、いずれの場合も、本来の能力を多大に制限されてしまうために人生の歩みも遅く、なかなか、よい流れに乗れくなってしまう、本来の道、魂の目的からも、遠くはなれてしまうことは共通しています。

憑依されていると見抜けない!

ここまで、つらつらと書いてきましたが、そんな星子も、ディープ憑依されている間は、こんなこと何にも知りませんでした。そもそも、憑依されている人は自分がそんなことになっているなんて、100%気づいていません。
ですから、憑依されている人のいる職場で働いていて、辛くても、その原因が「その人」の背後にいるネガティブな存在であるなどとは疑うことすらしません。おかしいなと思いつつも、そした職場で我慢し続けてしまったり、「自分が変われば相手も変わるんだ」と自分を整えようと努力するのですが、どんなに必死にやったとしても、労力の半分も成功しません。それもそのはず、成功してハッピーになってしまったら、ネガティブな存在はルーシュを吸い取れなくなってしまうので、宿り主を不幸なままでいさせようとします。

心理学を学んだり、瞑想したりしても、変わらず、変われない自分を責めたりします。憑依から抜けてみて、ようやく、「今までの自分は、自分ではなかった」、「あの出来事は、自分のせいではなかった」と気づくことができるのです。そして、周囲で、過去の自分と同じ目に遭っている人たちにも、徐々に気づくことができます。

(2)へ続きます。

参考文献

★関連する記事2つ↓

★Liquid Seoul個人セッションについての説明動画↓

★ETスピリチュアルの視点から憑依などについて取り上げている本↓