職場での憑依現象に対処する。(3)

トラブルがある時、いつもいる「あの人」。

スターシード図書館の館長、星子(ほしこ)です。前回に引き続き、職場での憑依現象についての3回目です。

星子はある日、気づきました。星子が職場で怒りや悲しみなどネガティブな感情になったり、感情を爆発させてしまった時にいつもいる「あの人」に。それは、憑依あるいはディープ憑依されている人と言うのとも、ちょっと違います。まあ、その人も、憑依されているかもしれませんが…。

ちょっと、複雑なので、状況を説明しますと――ある日、星子は、職場で非常に理不尽なことを言われ、とてつもなく頭にきて怒りを爆発させたのですが、その時、理不尽なことを言ってきた相手は、ディープ憑依されている人では「ありませんでした」。そして、その時、星子は、「うわ、恥ずかしい!」と思ってしまったのですね。というのも、その日は、星子が勤めている会社が依頼している、ある業者の男性が来ている日だったのです。会社内部の人間に感情を露わにしたところを見られただけならまだしも、外部の業者の人に見られたというのが、まずいような気がしたのです。

ところが、また、星子が怒りを感じた日、気づくと、また、その業者の男性が来ていました。最初、その業者の人が来るのが週末で、星子が疲れているからかと思ったのですが、その業者の人が来る日は週末とは限らないことがわかってきました。しかも、その業者の人が、直接、星子の怒りや悲しみの原因となることはないのです。原因となるのは、いつも、別の、社内の人でした。

業者の男性は、いつも同じ人でした。その男性の上司の男性が、数か月に1回、来社するのですが、すると、いつもの業者の男性も一緒にいるのに存在が消えているかのようでした……。

スターシードの監視に来る存在

その業者の男性についての星子の見解は、こうです。おそらく、この男性は、スターシードを監視しに来ている存在なのではないか?と。最初、星子はその男性もディープ憑依されているのではないか?と思い、とりあえず、目を見るのを止めました。と言うのも、星子は職場で来客があると出迎えなければならないのですが、その男性は非常に物腰が柔らかく、誰にも愛想よく丁寧に挨拶するので、つい、こちらも最初は視線を合わせて挨拶してしまったのです。しかし、異変に気づいてからは、その男性の周囲をぼんやり見るようにして視線を合わさないように気を付けました。すると、その男性の醸し出しているオーラの感じが、ディープ憑依されている人とはちょっと異なっていることに気づきました。

星子の職場でディープ憑依されている人は、元は悪人ではないが憑依されてしまうことで外部へ攻撃するようになっているようでした。そういう人の場合は、内部への攻撃(自分責め)も同時に見られるので、分離症状のようなものも起こっています。それは、多く、その人が葛藤を抱えている様子から見分けることができるものです。しかし、その業者の男性には、そうした分離は見られませんでした。この分離は、別にディープ憑依されていなくても、地球に暮らしている人間であれば大なり小なり抱えている問題の1つだと言うことは、多くの人が知るところでしょう。長く支配されてきた地球においては人は、ある程度の心の悩みを抱えていて、それがオーラに見えない人はほとんどいません。

このことを踏まえてみても、その業者の男性のオーラは奇妙でした。単一の灰色のオーラで、それは、有機体とは思えず、むしろ、生命を持たない死体などに近く、あの物語『フランケンシュタイン』に登場する怪物をコンパクトにしたら、こうでは?というものでした。生命エネルギーを感じられないのです。とはいえ、見た目は、フランケンシュタインのようではなく、むしろ、ハンプティ・ダンプティのように、ずんぐりしていました。

MIB(メン・イン・ブラック)なのか…?

エレナ・ダナーンさんの『【イラスト完全ガイド】110の宇宙種族と未知なる銀河コミュニティへの招待』と言う本を読んでいたら、「MIB(メン・イン・ブラック)すなわちドラコ・ボーグ」についての記載があり、そこに載っているイラストが、その業者の男性に似ていることに驚きました。造形が似ていると言うことより、そのイラストに描かれた存在のオーラが、その男性に似ていたのです。

エレナさんが「彼らは黒いヘリコプターや黒い車で移動し――」と説明していて、これらレプタリアンの手下は、ジェームズ・ギリランドさんのいるアダムズ山のリトリートセンター上空を、黒いヘリコプターで飛んでいた連中ではないか?と思われます。

そうなると、星子のようには、そこまで闇側の中で「有名人」ではない一般スターシードを、MIBが狙うか?と疑問です。しかし、他にあの業者の男性と似ているオーラの存在を、星子は、今のところ、特定できていません……。そのため、MIBに似た存在、もしかしたら、一般的なディープ憑依ではない憑依、あるいは、憑依している存在が4次元の霊体などではなく、ネガティブ・エイリアンなのではないか?と推察しています。

監視者への対処法

MIBなのか、何者か、はっきりとは特定できていませんが、その男性がトラブルの原因とならず、毎度、目撃者の立場を保っているのは、奇妙なことであり、星子としても気持ちのよいものではありませんでした。

そのため、星子としては、いくつかの対応策を考えました。
その対応策は、ディープ憑依に対応するものと同じで、マカバによる保護です。マカバによる保護については、以前、エレナ・ダナーンさんのYouTubeチャンネルの動画を取り上げた記事がありますので、そちらをご参照ください。(また、この後、また、憑依への保護についての記事も書きますので、そちらも併せて読んでいただければと思います。)

12次元シールドでも効果があると思いますが、手順がやや複雑なので、こうした保護シールドを創ることに慣れていない場合、とっさに作るのが難しいのです。しかし、このマカバによる保護は一瞬でイメージングでき、確かな安心感も得られますので、オススメです。

マカバによる保護を自分の周囲に構築すると、周りにネガティブな存在が近づいてきても、冷静に対応することができます。今回話題に出した、業者の男性が来た日の場合を例に取ると、星子は、まず、その相手の目を見ることを止め、さらに、自分の席にいる時は、一日に何度か、マカバの保護が保たれているか感じ取ってみます。されに、「今日は何か起こったとしても、挑発には乗らないぞ」と決めておきます。
これはどういうことか?というと、何か会社でトラブル、嫌なことを言われたりした時に、それにカッとなって言い返したりしたら、スターシードの監視役に見られてしまうことになる、彼らの思う壺なので、「そうはいくか!」と、ひらりとかわすということです。具体的には、言い返すのではなく、それをうまく笑い話にして、その場を和ませる、原因を調べて冷静に相手に説明するなど大人の対応をする、などです。

ある日、星子がそのように対応したら、そのスターシードの監視役では、「あれ?」と言う感じがしたのがオーラで伝わってきました。目醒めるべきスターシードが3次元の足元のトラブルに囚われているところを見るつもりだったのに、そういう場面が展開されないのですから、あちら側としては、ポカンとした状態だったのでしょう。

グラウディングで気配を感じる。

マカバでの保護の他に、グラウディングをしっかりしておくことで、ネガティブな存在が近づいてきたときに気づきやすくなるということがあります。大木の根が土の中で力強く生えて揺るがないように、自分のエネルギーが地球に根付いている感じを持つと、自分と自分ではないエネルギーとの違いが、より、はっきりとします。

星子の場合、グラウディングがしっかりできている日は、例の業者の男性が部屋に入ってくる前、階段を上っている段階で来たとわかるようになりました。そのおかげで、心構えができ、目を見てしまうこともなくなりました。

この話題は(4)へと続きます。