アダムズ山のテーブル
スターシード図書館の館長の星子(ほしこ)です。今日は、ジェームズ・ギリランドさんの著書『究極の魂の旅』をレビューします。
原題もUltimete Soul Journeyと、そのままです。翻訳はスティーブン・グリア博士の『非認可の世界』を訳した知念靖尚さんですが、読み終えてみると、このタイトルしかないでしょ~というほど、ぴったりです。
ジェームズ・ギリランドさんのECETI(Enlightened Contact with Extra Terrestrial Intelligence)とは、地球外知的生命体との覚醒的コンタクトのことであり、ワシントン州のアダムズ山のふもとにあるリトリートセンターの呼び名でもあります。日本では、ジェームズ・ギリランドさんはスターシードチャンネルやakikoさん、フラーレンで有名な貴子さんとスグルさんのチャンネルとのコラボでもおなじみ――愛称グレちゃんこと、グレゴリー・サリバンさんが紹介したことで、有名になりました。グレゴリーさんが現在、セッションやセミナーなどで行っている「テーブルワーク」などをはじめとした、室内ETコンタクトをはじめたのも、ジェームズさん。
話は少しそれますが、星子が行ったグレゴリー・サリバンさんのJCETIの「ギャラクティック・マスタリー」のスクールの会場で、「本場アダムズ山のテーブルね」と、グレゴリーさんが、部屋の隅に置いていた小さな木のテーブルを示した時、「わあ、あのテーブル~!」と星子はミーハーな反応してしまいました。スクールでは、テーブルワークも披露されたので、ますます興奮しました(笑)。
ジェームズさんの少年時代
『究極の魂の旅』は、ジェームズさんは幼少期から、話が始まります。ジェームズさんは目に見えない存在を身近に感じていたようで、子どもの頃にUFOも見ています。5歳の時、気管支を患い、生死をさ迷いますが、夢の中で「アイスクリームを食べさせてくれた」聖母マリアのおかげでめきめき快復します。
子供時代はカトリックの学校に通っていたジェームズさん。この子供時代のイタズラが、かなり酷い……。悪ガキと言えるぐらいだと思ってしまいました。実はこのイタズラの部分までで、一度読むのをやめてしまったぐらいです。いたずらの内容もさることながら、なかなか宇宙人の話が出てこないのも一時休止した理由です。読み進めると、書かれた内容のすべてが一つ一つ、重要なピースとなっていることがわかってくるのですが、この段階では、そのことに気づくことなくでした。
その後、グレゴリーさんの「ギャラクティック・マスタリー・スクール」に参加し、そこで、セルフマスタリーを学んだのですが、そのセルフマスタリーを考案したのが、ジャームズ・ギリランドさんだったこともあり、スクール終了後、改めて、続きを読み始めました。
学生時代~ビジネスマン時代
学生時代のジェームズさんは周囲とそれほどは馴染めなかったものの、スポーツと勉強をこなしていました。しかも、幼少期より「前世はある」とわかっていたりしたもので、先生の発言にたいし、困るような質問をあびせるような生徒だったようです。
ビジネスをやるために大学で学び、大学を卒業後は、不動産ビジネスで、大好きなアウトドアを思いっきりできるぐらい――いや、それ以上の(?)なかなかの成功をおさめ、裕福な生活をしていたようです。ビジネス界の腹黒さにうんざりしながらも、なかなかヤリテだったのです。
ここまで、見ていて、「極貧の聖者」とは、真逆の立ち位置にいる、とても3次元的な人・暮らし方しているのですね。しかし、ジェームズさんがその裕福な生活に満足していたかと言えば、そうでもなかったらしく、何か満たされないものを感じていたのでした。
源(ソース)との出逢い
25歳のある日、ジェームスさんは大好きなサーフィンに友人と出かけます。すると、とんでもない大波に襲われ、飲み込まれてしまいます。もう終わった、そう思った時に光のトンネルに飛ばされてしまいます。
ジェームズさんは、光のトンネルの世界が、あまりにも心地よく、帰りたくなかったので、「どうしたら、ここにとどまれるか」大いなる源(ソース)に尋ねます。しかし、源(ソース)は人間に何かを強制することはなく、完全な自由意志があることを、ジェームズさんに伝えます。これに、ジェームズさんは、神の本質というものについて、人びとに伝えたいという意思を伝えます。すると、源(ソース)はジェームズさんを元の世界へ返します。
と、ここまでが、ジェームズさんの魂の覚醒までの道のりとなります。ところで、UFOやETとのコンタクトなどの話は、本の3分の2を読んだところで、やっと出てきます!本来、ジェームズさんは、特にUFOを見たいと思っていたわけではなく、25歳の時の光のトンネルでの源(ソース)との体験について、もっと深く知りたかったため、臨死体験の後、スピリチュアルの世界へ本格的に足を踏み出したということだったようです。
ブックレビューは次へ続きます。